リレーコラムについて

30thって、あんた。

大友美有紀

古居利康さんからバトンを引き継いだ、
サン・アドで古居さんの同僚で、
TCC1988年同期入会の大友美有紀です。

1988年入会なので、来年30th会員になります。
TCCを知らない人に説明すると、
TCCは新人賞を受賞するとTCCの会員になります。
入会して30年経つと30th会員になります。
以上。

というわけで、入会してから30年経ちます。
えええー、30年もー。驚愕です。
何をしてきたかというと、
キャリアの前半は毎日原稿用紙に向き合い、
後半は毎日PCに向き合っています。
打ち合わせをして、コピーを書き企画を考え
プレゼンテーションをして、撮影に行き編集して録音して、
局入れして、入稿して文字校して修正して、
時にはイラストレータの人と話をして、
またプレゼンテーションをして、お酒を飲んで眠るわけです。

てゅらてゅらてゅらてゅらてゅらてゅららー。

昨日までの週末は、京都でイベントの仕事でした。
青森のお米「青天の霹靂」PRイベントで、
一日中ごはんの盛りつけをしてました。
(よかったらインスタとかで検索してください。
 へんてこ素敵なイベントです)
おいしかったし、楽しかった。
もはや自分が何屋さんかわかりませんが、
頼まれたことを引き受けていたら、このような状況になっていました。

と、ここまで書いて気づいたのですが、
私がコピーライターという職業を続けてきたのは、
「頼まれると嬉しい」「頼まれたい」という欲望があったからだったのです。
なんという恥ずかしい承認欲求!!!
それも30年も!

サリンジャーの「フラニーとゾーイ」のなかで
フラニーが演劇をやる同級生のことを
「みんなエゴ丸出しで恥ずかしい」と思い悩むシーンが
あったように記憶しています。
今の自分もそんな感じでエゴ丸出し状態かもしれないと思うと
恥ずかしくて、デートの相手がマティーニのオリーブを
欲しがっただけで顔も見たくないほど嫌いになりそうな予感がします。

おっと、少々取り乱しました。
というわけで、昨日はシン・ゴジラの地上波放送を見逃して、
身悶えするほど悔しい大友の、1週間におつきあいくださいませ。

大友美有紀

NO
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