リレーコラムについて

九州事情?

中村聖子

と言うわけで、ゆうべは九州のTCC新人賞受賞お祝い会が行われました。
場所は「CANDY」という、ライブステージがあるロックなお店。
お祝い会と言っても、内容的にはいつもの九州仲畑句会の拡大版。
参加者全員、水割りを前に黙って俳句を考える図は、はっきり言って、へん。

季語は「夏の月」。

酒の席、小一時間で投句、しかも今回は各方面のスタッフも参加とあって、
コピーライターにはかなりのプレッシャー。
こんなところで必死こくのもみっともないし、
かといって下手すればコピーライターとしての致命傷にもなりかねない。

しかし、そんなウジウジしたプロ意識を押しのけ、
みんなの票を最も集めたのは………

お店のバンドのギタリスト、蘇我さんの句でした。

「夏の月 一万年後 誰が見る」(だったかな)

やっぱ俳句もコピーもSOULなのか。と納得しつつ納得しきれず
手島さんのキングスネークブルースを聴きながら
夜はしぶしぶと更けていったのでした。

ここで一句。「まぁいっか 何はともあれ 夏の月」。

NO
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