リレーコラムについて

隠れ営業志望の男 その5

森田直樹

運命にもてあそばれてコピーライターになっちゃった
僕ですが、それをよろこんでくれた(たぶん)人もいた。
親父ですが。
営業マンになることは、酒をのんでくだをまくほど嫌がっていた。
営業ほどつまらんものはない、というのが持論で。
あいつらは何もつくれん、したがって何も残らない、とかいってたな。
ちなみに親父は鉄工職人であり建築士である。
コピーライターとは何であるかいまだに知らないし、
知りたいとも思っていないだろうが、とりあえず
職人らしい、という理解でうれしそうだった。
ちょっと親孝行したかな、とこっちもうれしかったんだけど、
それから10年以上も、
サラリーマンほどつまらんものはない、と罵倒され続けている。

次は大塚昇君です。よろしく。

NO
年月日
名前
5805 2024.11.22 中川英明 エキセントリック師匠
5804 2024.11.21 中川英明 いいんですか、やなせ先生
5803 2024.11.20 中川英明 わたしのオムツを替えないで
5802 2024.11.19 中川英明 ドンセンパンチの破壊力
5801 2024.11.18 中川英明 育児フォリ・ア・ドゥ
  • 年  月から   年  月まで