リレーコラムについて

宝くじについて。

川村聡

みなさん、こんにちは。カワムラ広告制作所の川村です。
今日は「宝くじ」について書きます。
なぜ、宝くじなのか。
それは、「今日オイラは牛丼が食いたい」という人に
「なぜ牛丼なんだ?」と問いつめる事に似ています。
とにかく、宝くじについて書くと決めたからには書く。

僕は別に宝くじマニアでも、宝くじフリークでも、
宝くじフェチでもありません。
そもそも、これまでの人生の中で宝くじを買ったのは、
ほんの数回です。それもここ数年。
特に去年と今年に集中しています。
きっかけは、ジャンボ宝くじのキャッチコピーでした。
「当たれば仕事が趣味になる」
「当たれば毎日夏休み」
この2本のキャッチにやられたのです。
うまい。
広告的にどうだったのか、とか
クオリティがどーのこーのは、この際おいときます。
単純に、いち消費者である私が、TVCFでこのキャッチコピーを聞いて、ものすごいシズルを感じました。
だから、うまい。文句なしのうまさです。
「宝くじを買おうかな」じゃなく、「買いたい」でもなく、
「買わねば!」と私に強く思わせたのですから。
宝くじなんてケッ、と思っていた私にですよ。

買いました。30枚・9千円ぶん。
何だ、キャッチコピーに胸うたれたわりに少ねーじゃん、なんて言わないでください。
それまでほとんど買わなかった私が、わざわざ買いに行ったのです。金額なんて大した問題じゃない。
(当時の私が動かせる予算めいっぱいでした)

そしたらね、当たったのです。
1万円ですが。とにかく当たった。
その1万円を元手に、次のジャンボでも30枚・9千円ぶんを買いました。(お金がないのよ)
すると、また1万円の当たり。
ちょっと待った。1万円が当たるには4桁の数字が揃わなくてはいけません。確率は1000分の1。当たり番号は2つありますから、全体の確率としては500分の1です。それが2回連続で当たったのですから、500×500分の1。つまり25万分の1の確率。げげっ、結構これってすごいじゃん。

味をしめて、また買いました。
その1万円を元手に。(これは貧乏なのではなくゲンかつぎ)

また1万円の当たり。ありゃありゃ、3回連続です。
500×500×500分の1。125000000分の1。
いいい…1億2500万分の1の確率だぁ。

というわけで、強運の持ち主である私は、次に3億円が当たる予定であります。夏休みがやってくる。趣味でコピーを書く生活がもうそこまで来ています。

ちなみに、TCC広告賞の部門賞を受賞する確率はせいぜい数百分の1。なのに全然当たりません。
あ、あれはくじじゃねーや。

すみません。明日はもう少しまじめに書きます。

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