観覧車
ちょっと前になるが、葛西臨海公園の観覧車に乗った。休日であったが、午前中であったためか、そんなに混んでるわけでもなく乗れた。地上117メートル日本最大級らしい。1周約17分。700円。しかも3歳から700円である。高い。それよりなにより驚いたのは、混雑してきた場合、相乗りがあるというのだ。観覧車というのは、なんであるか。単なる高いところにあがって、景色を楽しむ乗り物か。わたしは、違うと思う。ひとつの閉ざされた部屋で、景色を肴にして、その時間を一緒に乗る人と楽しむ乗り物だ。それが、相乗りでは台無しである。例えば、カップル二組の相乗り。やはり、向かい合って二組のカップルが座るのだろう。いちゃつき目的で乗るカップルもいるというのに、というか、ほとんどそうであろうに。しかも、左右後ろの景色はともかく、向かいの側の景色は見づらい。人がいて、見づらいと言うより、前のカップルを見ているようで見づらい。前の女の子が可愛いなら可愛いで、つい見てしまうのも困る。例えば、カップルと家族の相乗り。せっかくのデートも、向かいの4歳児のうるさい声で台無し。家族も、気をつかっちゃって、台無し。いいことは、なにもないのである。仮に30分待てば、相乗りでなく乗れます。と言ったら、意外に「待ちます。」という、お客さんが多いのではないだろうか。と、まあ、1週間の最初を、こんな文句から始めてすみません。白石大介でした。武藤さん、大丈夫、ちゃんと書いてますから。(今、ケイタイの留守電に、まだ書かれてないのですが、とメッセージが入っているのに気が付きました。本当に、いい人です。)