最近、気になる事。
来年で、この業界に入って10年になるのですが。最近とても気になる事があります。
それはTCCなり、ACCなりで評価が高い(賞をとる)CMと
世間で評判になっているCMとが大きく異なるという事です(TCC批判ではありません)。
先日も「アンタ達がイイと思ってるものなんて、世間はちっとも面白いと思ってないわよ」と
いちばん身近な者に言われたばかり。
広告のプロの評価なんて単なる身内受けにすぎない、と。
その時、当っているだけに満足に反論できないオレがそこにはいました。
おかげで近頃では企画をする際、世間の目をものすごく気にするように…。
その結果できたのが、松雪泰子の「ファイブミニ」です。
CMインデックスでぶっちぎりの1位をとるくらい世間の評判は良いのですが
今度は何の賞にも引っかかりません。
つくづく広告はむずかしいなぁ、とあらためてその奥深さを実感するのでした。