リレーコラムについて

web広告づくり。

江口順也

広告には制約がつきもの、と言いますが。
たとえばテレビの場合は秒数。
(ここで予算と言ってしまうと身もフタもないのでそれは置いとく。)
で、グラフィックだと何でしょうか、サイズ?
あるいは静止媒体であること、とか。
まぁ、べつに何でもいいんですが、
広告には制約があるからこそ余分なものが削ぎ落とされて、
企画がシャープになっていくという側面があると言われています。
で、この制約。webの場合は、ですね。
容量だと思うんです。ファイル容量。
秒数は何秒でもかけられるし、
サイズもまぁどうにでもなるし、動画もok、
・・・なんだけど、容量だけは軽めにしておかないと、
重すぎて誰も見てくんないページになってしまう。
今後、ブロードバンド化がどんどん進めば
事情も変わってくるのでしょうが、とりあえず現状のところは
容量を意識しないことには始まらないわけです。
ということで、僕も過去に何度かwebアドを作る機会があり、
TCCの受賞作もwebバナーだったりするんですが、
まー、この容量というやつには悩まされました。
画質も上げたい、もう1ギミック入れたい、
と、いろいろ思う中で、
どれだけシンプルにできるかが問われるんですね。と
なると当然、ゴマカシのきかないアイデア勝負になっていく。
そういう意味で、
僕がいちばん好きなバナーをひとつご紹介します。
ブラジルの広告会社が作った「アンタッチャブル」というもの。
何の広告かは見てのお楽しみということで、
興味のある方は、PCの音量をONにしてご覧くださいませ。

http://www.agenciaclick.com.br/awards/ouch/index.htm

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