いま心配な事。

突然ですが、舞台のチケットって
どうしてあんなにとりにくいんでしょう。
会員予約、先行予約、一般予約・・・。
ま、この辺りの段階でのチケット確保をうっかり忘れるのが
いちばん大きな原因なのは間違いないんですが、
ここを逃すと、その後はソートー苦労します。
?知人に余りがないか、あちこちに聞く。
?ネットオークションを、くまなく漁る。
?最後は当日券に最悪2時間くらい並ぶってことになったりします。

この春、3年前に大ヒットしたミュージカルコメディの再演があります。
今回は、先行予約の初日にゲットしよう!と受話器を握り締めて意気込んでいたら、
知人から連絡がはいりました。
なんと、ちょっとしたツテがあって、
いまならそのチケットが押さえられそうだというのです。
ありがたいっ。あのチケット入手の苦労が一気に解決する!
その時は、何の不安も抱かず二つ返事でお願いしました。
しかも、さらにもう何枚か可能かも。とのこと。
それはスゴイ!僕はさっそく、いつもチケット入手に血まなこになっている
演劇仲間2人にも連絡しました。ところが、
「えっ、ほんと!?でも、あれスゴイ人気だよ。」
「ほんとにダイジョーブなのっ?」
2人の当然の疑問に、僕は一気に心配になりました。
そういえば「押さえられそう」とはいっていたが「押さえられる」とは言ってなかった・・・。
ココロん中の不安とは裏腹に、自信満々に答えてはおきました。
「なんか音楽カンケーのツテがあってダイジョーブなんだってさぁ。」
もちろん二人ともそんなウマイ話があるならぜひ頼む。
ということで、僕は一抹の不安を抱えたまま、その重大な任務を請け負ってしまいました。
もちろん3人とも、人気チケット確保に絶対はずしてはならない
先行予約の権利を、その時点で放棄したことは言うまでもありません。
長くなりましたが、そのことが、いま一番の心配事です。
頼む、ちゃんとチケットよ届いておくれ。
このコラムに、「その結果、人気チケット入手の苦労が3倍になりました」
なんてオチは、べつに必要ないんだから。