名の話。
電通でコピーライターをやっています、関陽子と申します。
こういう雑文を、さらっと気を利かせて書かないと
コピーライターっぽくないんじゃない?とか
すぐ意識するのが、悪い癖です。
だから、苦手なのは、結婚式の祝電とか、寄せ書きとか。
さて・・どうしよう。
いきなりですが、前々から
「優秀なコピーライターは名前も優秀だ」と思っています。
入社して最初に師事したのは、
「御倉直文(おんくら・なおふみ)」さんという方でした。
マジ、芸名じゃねぇの?と思いました。
おまけに、聞けば御倉さんの師匠は「真木準」氏!
・・見渡せばこの業界、「糸井重里」だの「仲畑貴志」だの、
カッチョいい字面と響きばかり。
名字はふつうでも、名前で盛り返すケースもあります。
前、わたしの前の席にいらした、名コピーライター「原鴻一郎」さん。
「公」でも「光」でもなく「鴻」なセンス。
ネーミング上手なご両親の子供は、
名コピーライターになる確率が高いのでしょう。
そういえば、周りのコピーライターのお子さんの名前も、みな素敵です。
転じて、私、関陽子。公務員の父がつけたふつうの名前で
ふつうにコピーを書いて過ごしております。
希望の星は佐々木宏さんです。
あ、面識ないのに名前出しちゃってすみません。
では、今週一週間お願いいたします。