東京と大阪のクリエーティブ体験談
絹谷公伸
わたしは、訳あって東京電通と大阪電通の両方を体験しました。(いまは大阪です)
意外にそういう人が少ないということで、東阪クリエーティブの違いみたいなことを、あくまでわたしの思いこみで、お話しします。
大阪モンのわたしが、東京へ赴いて最初におどろいたのは「大阪いじめ」でした。大阪人は、吉本タレントの影響などで、すっかり東京に溶け込んでいるものと思ってましたが、あまかった。あるクライアントは、わたしのコンテをくんくんと臭い「この企画は没だ、なぜなら、たこ焼きクサイ!」と真顔で言い、あるCDは鼻唄で、「きっときみは関西人〜、ひとりきりのクリスマスイブ〜、さいでんな〜、ほうでんな〜」を連発していた。ある営業は「お得意の部長が大阪嫌いでさ、プレゼンのとき、関西弁絶対使わないでね」とか。ま、わたしもそれを決して辛いとは感じておらず、これは後日ええネタになると、ほくそ笑んでいたのだが・・・。
わたしが、無名コピーライターだったからかも知れないが、けっこう好きなこと言ってくれたり、しちゃっちゃっうじゃん。って感じでした。つづきは、明日。
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