リレーコラムについて

10年目のTCC

伊藤健志

突然、小林大君からコラムの話が来たのですが、正直な話、TCCのホームページを開いたのも初めて、
このコラムの存在も全く知りませんでした。日頃の会員の方の尽力は、時折送られてくる会報などで感じてはいたのですが、ボクはというと、日頃の業務に翻弄されて、賞を狙うなどとはほぼ無縁の日々。会員としての権利も義務もほぼ放棄。会費だけは10年前に始まった講座引き落としにより、毎月5000円だけは貢献しているという有様です。
とはいえ、この話をいただいて、はじめて開いたホームページで、自分の会員検索欄を見ると、94年入会とある。そうか、今年が10年目、何かの因果でめぐりめぐってきたのだと思い、こうして文章を書いてみることにしました。
10年の間に何があったか、TCCに対して何故こんなに無関心になったのか、いわゆる賞獲りに何故こんなに消極的になったのか、それを書いたところでホンマしょーもないつまらん話になるので控えますが、今、我が社(博報堂C&D)では、今年、新社長による「リ・ブランディング」キャンペーンがはられました。ぐじゃぐじゃにこんがらがった日常をもうちょっと整理して、もう一度新たな自分に挑戦してみる、思い余って賞なんか狙ってみる、などと思っていた矢先のこの機会、これまた何かの因果でしょう。
とまあ、全部が前振りみたいな文章でスイマセン。
次は、せっかく名古屋つながりで来た話なので、ほぼ20年前に飛び出してきた名古屋の話でも書いてみるつもりです。どうぞよろしく。

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