気功体験記
今週は土日も机に縛られていたので、フラストレーションがたまりにたまっていたのですが、今日やっと時間ができてスポーツクラブのキックボクシング系クラスでガンガンやってきたので、もう気分スッキリ。殴ってきたぜ。蹴りも入れてきたぜ。もう大丈夫。また、いい人でいられる。そんな穏やかな心の私ですが、ひとつ訂正。前回の太極拳体験記の中で、型のことを式というらしい、と書いたのですが、必ずしもイコールではないそうです。詳しく書くと大変なので、ここでは訂正と反省をします。失礼しました。
で、気功の話。気功というと、ハッと気合いを入れると人が飛んだり、手をかざすと病気が直ったりと極端なことを想像してしまいますが、いきなりそんなことができるワケがありません。実際、レッスンの内容というのも、ゆったりとした音楽に合わせて一見太極拳に近い流れるような動きをしていくものでした。でも、太極拳の動きの中に武術が隠れていたように、気功では内臓を刺激するとか血液の流れをよくするとか、そんな意味が込められているようなのです。ゆったりとした動作をしながら、普段、何とも思ってあげていない内臓とかリンパの流れとかに、思いを寄せてあげるって感じかな。
そう言われても、腎臓や肝臓に、そうやすやすと思いを寄せられませんよね。
だから、気功では、先生の言葉使いでそういう気持ちにもっていきます。例えば、普通だったら「右手を後ろに持って行って手の平を外内外と動かして、頭の上を通って、おヘソの下まで持ってきます」と言うことも、「右手を後ろに持って行き、陰と陽をからめ取って、丹田におさめます」なーんて言われると、もうその気になっちゃう。万物のエネルギーが私の中に入ってきたわー。という気持ちになっていくのです。(感化されやすいのかなー)でも、わずかな時間でも、普段外側に向かっている意識を、体内の方にもっていってあげるって、イイことなんじゃないかなと思います。
ここから、“気合い一発、人がピョーン”まで、すごく距離はあると思うのですが、乱れた気が整ったり、内臓の働きが活発になったり、血液がビュンビュン流れていけば、人間が本来持っているパワーが発揮されるのかもしれません。
さて、次回はヨガ体験記。浮くのか広瀬!
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