バッタリのふーふー
小見ちひろ
私が通っていた茅ヶ崎の小学校では、当時、
名字の頭文字を重ねてあだ名にするのが流行っていて、
親友のフジイユカリちゃんは「ふーふー」と呼ばれていました。
ふーふーとは、今でもときどき会うのですが
不思議なことに、それがぜんぶバッタリ!なのです。
地元の駅でバッタリ!はもちろん、
品川でバッタリ!代々木八幡でバッタリ!
なんでここにいるの?と、お互い叫んじゃうような所でも再会します。
一番最近では、ガソリンスタンドで給油を済ませて国道に出るとき、
渋滞する車の列に入れてくれたのがふーふーの車でした。
これって、なにか運命的な縁があるんでしょうか?
でももう最近では、バッタリ会っても驚かず、
ただただ相手を指差して爆笑するばかり。
その場で話したり直後にメールを出すことはあっても
「今度、ゆっくり飲もうよ」なんて、社交辞令は言いません。
「じゃあまた、どっかで会おうね。」と手を振って別れる。
私は、この行き当たりバッタリな友情がかなり気に入っています。
チミの事を書かせてもらったよ、と
明日ひさしぶりにメールでもしてみようかな。
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