リレーコラムについて

大阪モナムール

林裕

今日は大阪から東京に進出したプロダクションの人々を歓迎する会に行き、
ちょっと飲みました。最近クライアントの東京進出と共に、引っ越してくる
プロダクションの人が多いですね。大阪どうなるんだろ。心配だなあ・・・。
僕は去年の5月まで大阪の吹田というところに住んでいたもんですから。

転勤する時は、縁もゆかりもない大阪に行くのがとてもイヤでした。まして
「あんた3年損した」と占い師に言われた直後(火曜日のコラム参照)で、
相当不安になっていたのを覚えています。なんせ遠かったしね。新幹線で
2時間半、しかも会社はこんな時だけグリーン車代出してくれてね、なんか
ものすごくペナルティ感があったんですよね。かなりドナドナ入りましたね。

実際、行ってしばらくは半ば引き籠もりで、大阪にも馴染めませんでした。
公共の場所なのにデカい声で話すなあ、とか、ものすごく気になっちゃって。
でまあ、なんのこたあない、仲のいい女の子が出来たら大阪が好きになって、
そっからはもうズブズブですな。今じゃしょっちゅう自費で関西に行きます。
昔だったら関西に行くなんて「旅行!」って感じだったものですけどねえ。

博報堂の関西支社にいた頃、ものすごく東京出張が多かったのも大きいです。
僕は大阪にいた頃もプレステや雪印など東京の仕事をしてたもので、それこそ
週に3回とか、多い時は4回くらい日帰り出張してました。そうなってくると
もう東京と大阪が遠い、なんて感覚は完全に消え去りますね。もはや通勤圏。
家のある吹田からクルマで伊丹まで20分くらい。そこから飛行機に乗って、
45分飛ぶと羽田です。モノレールで天王洲アイルまで行けば、博報堂本社は
目と鼻の先。で、本社で打ち合わせして、モノレール乗って、羽田から飛んで
伊丹に着いたら自分のクルマがある。煙草も吸えるし音楽も聴き放題。もう
伊丹に着いた時点で家に着いたようなもので、疲れすら感じませんでした。

今では関西が鎌倉と同じくらい好きです。大阪も京都も神戸も大好き。
でも、最近は仕事で関西に行く機会が無くて、ものすごく寂しいです。
関西のクライアントの皆さん、僕に指名でお仕事ください!お願いします!
03-5446-4380 博報堂クリエイティブ・ヴォックスまで何とぞ・・・。

さて、ものすごく図々しい最後になりましたが、これで僕の回は終了です。
来週からは私の後輩、博報堂の曽原剛くんが担当します。できることなら
博報堂以外の人が良かったんだけど、僕の知ってる人が既に書いてる人
ばっかりでして・・・。てなわけで、その野望は曽原くんに託します。
ちなみに曽原くんはおしゃれコピーライターなので、おしゃれコラムを
書くと思います。ニックネームも「おしゃれ」にしたらいいと思うね。
「HOUSE」に出てきた池上季美子みたいに。最後死んじゃうけどね。
それじゃソッハー、あとはよろしく。私はこのへんでお役ご免だプー。

というわけで、読んでくださった皆さん、お疲れさまでした。

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