Salon de Harem Season3 「失踪」
物語は、ここから緊張感を増してまいります。
会社の始動も10月に決まり、
三人の給料を設定する会議をすることになりました。
Aさんも、いよいよ具体的になったハレムのスタートを喜んでいました。
しかし、会議の前日、LINEでリマインドしたのですが、
当日になっても既読になりません。
約束の時間になってもAさんは現れないので電話すると、
「お客様のご都合でおつなぎすることができません・・・」
ホントに来ました、占い師が言ってた「人的トラブル」(´Д` )
会計士が「1週間待ってみましょう。
やむを得ない理由があるかもしれない」と言います。
3日経っても、1週間経っても、LINEは未読のままです。
共通の知人にたずねてみると
「ホントだ! 連絡とれません!」
何か事件に巻き込まれたのか? 生きているのか?
ネットでいろいろ検索するけど、めぼしい情報は見つかりません。
うかつでしたが、Aさんとの繋がりはLINEと携帯電話だけ。
自宅住所も聞いていませんでした。
手の打ちようもなく、我々は「1+1」のまま
ハレム設立へ向けてコトを進めていきました。
ある日、何気なくAさんとのトークルームを覗いてみると、
私のメッセージが既読になっていました。
その上で、Aさんは退出していました。
ということは生きているということ?
少しは安心しました。
私たちがAさんから受けた被害は、予定が狂ったくらいで
お金を持ち逃げされたとか、具体的な被害はありません。
むしろ「1+1=2」が「1×1×1=1」になることを防げたのかもしれません。
Aさん(ホントのイニシャルは違うけど)、
もし、このコラムを読んだなら連絡をいただけませんか?
怒ってませんよ。ただ、いっしょに会社はできないけど。
焼き鳥くらいなら奢ります。
何があったのか教えてください。
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