スコピー
小山田圭吾は開業届の屋号の欄に
「コーネリアス」と書いたんだろうか。
そんなことを思いながら
「スコピー」と書いて
札幌西税務署に提出したのは
2021年、夏のことだった。
独立しました。もうすぐ2年になります。
生き延びております。お陰様です。
法人ではなく個人事業主としての開業なので
「開業届」という書類を税務署に提出する。
この書類に屋号の欄があるが、空欄でも問題ない。
小山田圭吾がどうしたのかは知らない。
人を雇う気もないし、
会社にする気もないし、
ペンネームが欲しいわけでもない。
だったらそもそも屋号って要るのか。
コピー年鑑とかにクレジットが載るとき
屋号があるほうがかっこいいかもしれない。
載るような仕事が独立後もできるんかお前。
うっせえわ。
そんなことを考えて思い出したのが
今回、リレーコラムのバトンをくださった
3日目のカレー佐藤舞葉さんのコラム。
「深い意味のない名前がつけたかった」
そうそうそう! 舞葉さーん!
おれもー、おれもー、それがいいー!
なんか意味はある風で、
いいあんばいで浅くいきたいー!
てなことを念頭に
2020年の大晦日の夜に布団の中で決めて、
2021年の正月にドメインを取った。
sucopy.jp
コピーをがんばるぞ!
という気持ちを込めた
ことにした。
屋号で呼ばれることは
そんなに多くないけど時々ある。
最近ようやく慣れてきたところである。
領収書の宛名は、
「鈴木」でもらい続けている。
小山田圭吾がどうしているのかは知らない。
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