あれから①
ワザナカの宮保真さんから
軽率にバトンを受け取ってしまった。
今、バトンを受け取ったことを激しく後悔している。
生業としているコピーを書くことが苦痛なのに、
慣れないコラムの執筆はもっと苦痛なのである。
2016年に自分が書いたコラムの最終回を読み直してみたところ、
「この先、自分は企画でメシを食う。自分の腕で勝負する。これは僕の人生を賭けた企画だ」
などと書き連ね、広告会社に在職中の身でありながら
リレーコラム内で独立宣言をしてしまうという
前代未聞の最終回となっていた。
挙げ句の果てには、次バトンが回って来たら
その後の顛末を話すとまで書いてある。
2016年の自分、まったく勝手なことを抜かすものだ。
しかし、再びバトンが回ってきた以上、
その約束は果たさなくてはなりません。
さて、何から話そう。
2016年、あれから。
申し遅れました。大久保浩秀です。
1週間よろしくお願いします。