おもしろコンプレックス
こんばんは。石橋です。
今、わたしの魂は、下関あたりです。
ふぐ刺しが食べたいと、ぬかしています。
遅い。全然、東京にたどり着かない。
(なぜ、体と魂が離れているかは、
一つ前のコラムを参照ください。)
そんな魂が抜けた状態で、
今日は姉のことを書こうと思います。
「わたしのオムツくださいな」
と、薬局の定員に話しかける、
オムツがまだ外れてない赤ちゃん。
それが姉だったと、母は言います。
おしゃべりが得意で、人見知りしない。
その反動か、家でのおしゃべりパートは姉任せ、
私は、無口に育ちました。
小学校一年生のときの姉は、
こんな4コマ漫画を書いて
学級新聞か何かに取り上げられていました。
月にウサギがいるときいて、
ウサギはずっと月を見ていました。
でも、どこにもウサギは見つかりません。
月にウサギはいなかったけど、
ウサギの目には、ずっと月がありました。
園児のわたしは、嫉妬しました。
歳が、ふたつ違いだからとかじゃない。
こんなの一生描けないと。
今思えば、
発想や言うことがおもしろい姉に
ほのかなコンプレックスを抱いて、
私は、スポーツとか別のことを、
がんばってきた気がします。
そんな姉は、
大学で佐藤雅彦研究会に入り、
広告制作プロダクションに入り、
今はフリーで映像制作のPMをしています。
結局、今、遠からずなところにいるのは、
私が、やんわりと、ずっと影響を
受けてきたからなんだと思います。
最近、会った時は、
38歳で初めてステージに立った、
同郷、群馬の暴れ馬NAOMY
という女性ラッパーに憧れ、
ラッパーになりたいと言っていました。
そして、いくつか見せてくれた
おもしろ動画の中の、
清水ミチコの
サカナクション作曲法が、
すばらしかったので、
いっしょに清水ミチコのライブに
行きたいなと思っています。
こんな姉は、
ゆるやかに婚活をしています。
飽きないと思います。
興味持たれた方、
ご一報ください。
無許可なので、
バレて激怒されたら消します。
でも、たぶんそこまでは怒らない
優しいところもあります。