キンゲン
(元同僚)の麻衣子さんから5年前のバトンがブーメランしてきました。
こんなブーメランなら、うれしいですね。
はじめまして。
あるいは、あらためまして。
POOL inc. コピーライターの林です。
新人賞を頂いてから鳴かず飛ばずなので、
このような場所でコラムを書くのもすこし腰が引けるのですが…。
その日、その日に筆が進みそうなことを気の向くままに書かせていただきます。
どうぞ宜しくおねがいします。
ー本編ー
突然ですが…
コロナ禍でめっきり運動機会が減った。
↓
摂取カロリーが消費カロリーを上回る日々がつづく。
↓
ワガママボディが臨界点を突破する。
という方、多いのではないでしょうか。
多分に漏れず僕もその一人です。
ただこれも視点を変えると「しばらく会わないうちに見違えたね!」
という称賛を手に入れることができるので、一概に悪い話でもない。
コソ練とか、コソ勉とかいう言葉が学生時代にありましたよね。
僕はコソ痩せしてみようと思い立ったのです。
さてどうしたものか。自制には限界がある。
年中無休でダイエットしているような自分でも
ちゃんと結果が出せるものがいいな…。
ということで、以前から気になっていた
パーソナルジムに通ってみることにしました。
・リモートワークなら時間もつくりやすい。
・誰かに見張られることで緊張感が維持できる。
・そこそこの金額を投下するのでサボる気にならない。
・仮に失敗しても黙ってれば誰にも笑われない。
・うまく行けば夏の男になれる。
など、メリットがたくさんあるのです。
パーソナルジムが乱立する昨今シンクロ率の高いトレーナーと出会うのは
なかなか難しいと言われていますが、
僕は運良く一発目から良いトレーナーさんと出会えました。
どんな体をつくりたいのか?というオリエンを済ませると、
彼は親身になって計画を立ててくれました。
KGIの見直し、リスケ、再入稿も嫌な顔ひとつせず
早いものでもう10ヶ月近いお付き合いになっています。
体づくりもいちどハマるとすごく楽しいのですが、
職業柄、こっそり別の角度からも楽しんでいます。
それはキンゲン。
筋肉を愛する民の「筋言」です。
金言の筋肉版とでも言いましょうか。
iPhoneにメモしていた幾つかの筋言を紹介します。
・ウインナーは脂肪爆弾
・細マッチョなんてただのガリ
・短パン×タンクトップは10月までイケる
・筋肉はいじめられるのを待っている
・恐怖を感じないと男性ホルモンが噴き出さない
・少しくらい休んだって良いんだ、マッスルメモリーがある
・バーベルの重りがたくさんついていると大家族みたいで楽しい
・レッグカールエクステンションでホワイトアウト
・大臀筋から大腿四頭筋まで大渋滞を起こしている
・4時間おきにPを摂取しないと不安になる
・横隔膜まで鍛えないと重量上がらない
・いちばん怖いのはカタボる自分(※カタボリックという筋肉が分解される現象)
・デカくなりたいデカくなりたいデカくなりたい
…表現力がすごい。
いろいろなコピーを書いてきましたが、どれも僕の引き出しにはありませんでした。
最近では筋トレよりも、筋言を開発する方が楽しみになってきました。
なんなら自主プレしまくってます。コソ筋。
そんなこんなでこれから一週間、気が向いたらお付き合いください。