リレーコラムについて

デジタルで起きているリアル②

米村大介

いろんなことがあると、1日経つの早いですね。。。

今日もまた日付が変わりそうですが、今日もサボらず書いていきます。

改めてびっくりなのは、前のリレーコラムから、僕がコラム書くの10年ぶりでした。

その頃は、TCCのサイト内でこっそりアップしてやろうと思ってたりしましたが、

今や、いろんなSNSでトピックとして流れていくので、書いてることがすぐバレます。

どうやらこのリレーコラムは、僕よりもデジタル化しているようです。

 

さて。

昨日に引き続き、

アナログなコピーライターの米村が、今日もなんとかデジタルな部署で生きている話です。

 

と言っても、ハイテクなラボ的なデジタル部署にいるわけでなく、

「5年後のフツー」をやってるのかなという感じです今は(いや3年後かな)。

 

マス界の人たちが、やれないこと、やりたがらないことをやり、

デジタル界の人たちが、やってなかったことをやってみる。

 

結果、「それって面白いじゃん」ってことが結構近くで起きている。

 

でもそこには小さな勘違いや見えない透明の壁がいっぱいあって、

なんだかうまくいきそうで、いってない現状もあるのが事実。

そういうのを、マスもデジタルも行き来しているコピーライターが

ちょっとずついい感じにしていければいいなーと思ってます。

 

ま、「デジタルとは?」とかいうのは、2、3冊、本を読んでいただければとして。。。

(まだ小霜さんの本しか読んでません!すいません・・・)

 

約一年デジタルな部署にいて、あくまでも個人的にですが、

デジタル時代で生き抜くためのコピーライタースキルってこんな感じかなーと

いうのを、ふと思ったりしました。

 

ひとつは、デジタルな思考ができるということ。

縦にも横にも、上にも下にも、奥にも手前にも。

コピーで言えば書き分け、作りわけができるということでしょうか。

 

デジタルは、ターゲティングができるから、それぞれの属性に合わせてつくることができる。

極端な例えですが、深夜に流れるラジオCMをつくるとき、

リスナーが高校生の受験生か、夜更かし主婦か、早起きトラックの運転手か、

もしわかってるんだったら、それぞれに届くCMをつくっちゃおうという感じでしょうか。。。(なんて極端な例え)

 

あと、TV-CMなら「みんなに向かって1メッセージ!」が正解なんでしょうけど、

今やいくつものコミュニティ向けに発信しないとってことになった。

1人に対してどう言うか。1000人に対してどう言うか。1万人に対してどう言うか。

そういう感覚も大事なのかなと思います。(そんな仕事ないですが・・・)

デジタルって、どう言うか、何を言うかももちろん大事だけど、

「誰に対して、誰が言うか」も結構大事になってくるので。

このリレーコラムだって、そうかもしれませんね。

 

そして、やりがいあるのが奥行きのコントロール。

エモーショナルにいくのか、ストレートベネフィットなのか。

数字は嘘をつかないから、エモーショナルなコピーが刺さるとなれば、

コピーライターの腕が心底必要になってくる。

めんどくさい部分を感じる方も多いと思いますが、

結構、「面白いことやれるよゾーン」がゴロゴロあったりします。

 

2つ目は、左脳を理解した上での、右脳のクリエーティブジャンプ。

トップファネルであろうと、ミドルであろうとボトムであろうと、

広告である限り、アイデアは必要。これは結構求められると思います。

 

3つ目は、これは求められているわけではありませんが、

マスクリエーティブのよさをデジタルに生かすこと。

現場にいて、これは強く感じます。

たとえば、

関西クリエーティブの無駄な雑談から企画が生まれていく奇跡。

撮影現場での閃きを、撮ってくれと事務所にお願いする勇気。

オフラインの粘りが、企画を面白く化けさせる魔法。

「もっとよくなる面白くなる」のクリエーティビティを

デジタルでも追求したいなと思います(これは結構、個人的な思いかもです)。

 

あ。

ついつい長くなってしまいました。

明日もサボらず書いて生きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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