ファッション
ファッションがそこそこ好きです。そんなに詳しいわけではありません。
コピーライターになる前、ヨーガンレールというブランドで働いていたこともあります。
と言っても商品管理部という部署で、隅田川近くのデカい倉庫で
入荷とか出荷とか棚卸しとか、日がな一日走りまわっているような体力仕事でした。
休憩時間にみんなで腕立て伏せ大会をしたり、楽しい職場でした。
入荷する新作を見るのも楽しみでしたし、年に何度かの社内セールも楽しみでした。
今ではすっかり服にお金をかけなくなってしまいましたが、
自分が着る着ないに関係なく、ファッションを見るのは今でも好きです。
大正生まれの祖母も服が好きな人だったので、その血かもしれません。
昔、正月にコムデギャルソンのニットを着て行ったら、しばらくしげしげと眺めて、
「それ、どういうつくりになってるの? ちょっと脱いで」
と脱がされたこともあります。
純粋に服を見るのが好きな人だったようです。
「大豆田とわ子と三人の元夫」は僕の中で人生最高のドラマの一つですが、
ファッションを見て楽しむという意味でも魅力的なドラマでした。
とわ子さんのファッションは小物とかリュックとか含めいちいち素敵だし、
心模様の変化をTシャツやジャージの変化で表現している(と僕は解釈しました)とか、
粋だなと思いました。
ドラマに出てきた英字新聞シャツ、ダサかっこいい!と思って調べたら
バレンシアガのウン万円のらしいと知って吹きました。
いつか好きなファッションブランドの広告の仕事をしてみたい、という気持ちと、
あくまで生活者として楽しむ方がいいかな、という気持ちが交錯したりしています。
次回は好きな食べものについて書きたいと思います。