リレーコラムについて

将来、何になりたい?PART2

生駒達也

(昨日からのつづき)

新しく始めようと考えていた事業は
スポーツ関連の「応援」にまつわること
なのですが、それを意識して
屋号を「オーエンカンパニー」としました。

そして「あなたを応援する仲間でありたい」
というコンセプトを立てて、
広告の仕事との2本柱で行こうと考えていました。

しかし、二兎を追う者は・・・
「応援」事業のほうは、今ちょっと
足踏み状態にあります。

有り難いことに、広告の仕事のほうは
細々ではありますが、色々とお声掛けをいただき
それなりに忙しくしています。
ここでも、自分は一人ぼっちではないのだと
改めて感じることができています。

時おり「久しぶり!」とか「元気?」とか
ケータイに連絡が入り、お仕事の話が
始まったりしています。
「あなたを応援する」というコンセプトで
始めましたが、「自分が応援されている」と
気付きました。感謝です。

 

再びこのコラムのバトンを受けることになり、
前回自分が何を書いたのか思い出そうと
過去のコラムを振り返ってみました。

前回書いたのは、もう8年以上も前
だったようですが、最後の日に
将来、何になりたい?」というタイトルで
書いていました。

当時小学6年生だった娘が、卒業文集で
将来なりたい職業について書いている、という
話なのですが、その流れで、自分の夢も
書いていました。

当時、私は45歳になる年。
自分の「将来の夢」として
「もういちどコピーライターになりたい」
と書いていました!

正直、そんなことを書いていたなんて
まったく記憶にありませんでした。

当時、既に会社の自分の名刺には
コピーライターという肩書はなくなっていて、
仕事の中身的にも、コピーライターの仕事が
減っていたり、変化していたこともあり、
改めて「コピーライターの仕事って何?」
ということを色々と考えていたようです。

会社を辞めて、フリーになって、
いま、私の名刺には、再びしっかりと
コピーライターという肩書が印刷されています。

どうやら「将来の夢」を叶えられたようです。

ただの肩書ではなく、ちゃんと内容的にも
しっかりコピーライターとしての仕事をして、
みんなの「オーエン」をしなくっちゃ
と思っている次第です。

―――――――――――――――――――――――――――――

さて、私のコラムは、今日でおしまい。
来週からは、大広の黒澤仁さんにバトンをお渡しします。
黒澤さんは、私が東京勤務していた際に
とてもとてもサポートしてくれた方で、
私以上に、自分がコピーライターであることに
こだわりを持ち続けている方だと思います。

では、黒澤さん、どうぞよろしくです!

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