白と黒。
パンダが大好きです。
まるくて、ころころ、もふもふ…見ているだけでニンマリ。
でも可愛いだけじゃないから好きなんです。
意外な一面を目撃してしまったから…
東京出張のある日、仕事が終わった後すこし時間があったので
私はひとり、上野動物園に出かけました。
平日の昼間、人もまばらな動物園。パンダ以外の動物には目もくれず、
パンダ舎にまっしぐら。パンダ見放題、写真撮り放題です。
まだシャンシャンが生まれていない頃のシンシンとリーリーがいました。
1頭(どちらか忘れました…)は寝ていて、もう1頭はウロウロとお散歩中。
何年ぶりかの生パンダに、私は時を忘れて写真を撮りまくっていました。
そんな時、一羽のカラスがパンダにちょっかいをかけてきたのです。
カラス、やめなよ!と思ったその瞬間、
想像もつかないくらいの俊敏な動きでカラスを追いかけるパンダが!
ものすごい勢いで木の上に登り、カラスを襲わんと腕を振りまわし…
近くで見ていた子供連れがドン引きしていたのは言うまでもありません。
確かに、パンダって熊だ…本当は肉食らしいのですよ。
しかし木から降りてきたパンダは
また何事もなかったようにウロウロと散歩を始めました。
さっきの凶暴さはどこへ?あっけにとられながら眺めていると、
もう1頭も起きてきて、食事タイムが始まりました。
パンダは、いちばん見えやすい、いい位置にどっかと腰を下ろし、
笹をわしわし食べ始めました。
ほら、いま、シャッターチャンスだよ、撮りな!可愛いだろう?
と言わんばかりのドヤ顔で。
え、パンダ、どれがホントの顔なの? 白なの?黒なの?
ああパンダ…奥深い…沼…
以来、ますますパンダから目が離せなくなりました。
さて、福岡コピーライターズクラブの
FCC年鑑2019がパンダの年鑑になったのは
「パンダ大好き!」という私のせいです。ただいま絶賛発売中!
もうすぐ次の年鑑が発行されるので、お早めにどうぞ!